
「自分がフリーランスとして開業した場合、どのようにお金の管理をしたらいいのだろう?」
こういった疑問を持つ方も多いかと思います。
この記事では、「フリーランスになる前」と「フリーランスになった後」でのお金にまつわる大切なポイントをわかりやすく解説していきます。
Contents
フリーランスになる前にやっておくべき3つのこと

「フリーランスとして開業してガッチリ稼ぎたい。すぐに開業しよう!」
そう思っている方がいたら、ちょっと待って下さい。
フリーランスとして開業する前に必ずやっておいた方がいいことがあります。
フリーランスとして夢や希望を持って仕事に取り組み、同年代のサラリーマンの数倍もの年収を稼いでいる人もいますが、残念ながらフリーランスはサラリーマンに比べて社会的信用が低いのが現状です。
特に開業したての1〜3年目までは社会的信用はあまりありません。
ここでは「フリーランスになる前にやっておいた方がいいこと」を3つ紹介していきます。
クレジットカードの作成(できれば2つ用意する)
フリーランスは収入が不安定という理由から、一般的にクレジットカードが作りづらいと言われています。
特に開業したての実績の少ない状態では、中々カード会社から信用を得るのは難しいでしょう。
ですので開業前にクレジットカード作っておくことをオススメします。
というか、個人的には絶対に作っておいた方がいいです。
できれば個人用と事業用の2つが準備出来ると最高ですね。
2つあれば今後の「お金の管理」が非常に楽になります。
POINT!!
・クレジットカードは開業前に作成する
・個人用と事業用の2つを準備する
・個人用と事業用の2つを準備する
ローンを組んでおく
先ほどフリーランスはサラリーマンに比べて社会的信用が低いと説明しましたが、
あなたがもし車や家の購入を考えていて近々ローンを組む予定がある場合、
フリーランス開業前にローンを組んだ方がいいです。
社会的信用が低い為、審査が下りない場合があるからです。
実際に私は開業して2ヶ月で400万の新車を買おう思い(今思えばかなり無茶な話ですが…)
銀行でローン申請を出しましたが、審査が下りませんでした。
開業前に組んでおけば..と非常に後悔した思い出があります。
POINT!!
・ローンを組む予定がある場合、開業前に組んでおく
引っ越しをしておく
こちらも社会的信用にまつわる話ですが、引っ越しの際にも入居の審査がある為
やはり開業前に済ませておいた方がいいです。
不動産屋さんに直接聞いた話ですが、最悪の場合下記の対応をされる場合があるらしいです。
・入居可能だが、別で保証人を付けなければならない
・入居不可
保証人をつけるくらいならまだしも、入居不可はかなり痛いですよね。
ただし、開業して数年もしくはある程度売上があるフリーランスに関しては難なく審査が通ることもあるらしいです。
審査と言っても少々曖昧なのかなとも思いますが、引っ越しの予定がある場合は開業前にやっておくのが安パイですね。
POINT!!
・引っ越しをする予定がある場合、開業前にやっておく
【まとめ:フリーランスになる前にやっておくべき3つのこと】
・クレジットカードは開業前に個人用と事業用の2つを作成しておく
・ローンを組む予定がある場合、開業前に組んでおく
・引っ越しをする予定がある場合、開業前にやっておく
・クレジットカードは開業前に個人用と事業用の2つを作成しておく
・ローンを組む予定がある場合、開業前に組んでおく
・引っ越しをする予定がある場合、開業前にやっておく
フリーランスなった後にやっておくべき3つのこと

ここでは「フリーランスになった後にやっておいた方がいいこと」を3つ紹介していきます。
基本的に「お金の管理」に関することなので、節税を考えている方は是非覚えてみて下さい。
通帳は仕事とプライベートで分ける
フリーランスで扱うお金(支出)には2つの種類があります。
A・仕事や事業の為にものを買ったり、サービスを受けた時に払うお金
B・個人的な趣味などプライベートで使うお金
基本的にAは経費になりますが、Bはなりません。
開業したての人がよく陥りやすいミスとして、AとBがゴチャゴチャになってしまう場合があります。
AとBがゴチャゴチャになってしまうと下記のデメリットがあります。
・AとBの仕分けが必要な為、経理に時間がかかる
・AとBがゴチャゴチャの為、本来経費に出来るはずの金額をBとして処理してしまう
※経費に出来る金額を経費として処理しないことは、節税的に非常にマイナスです
では、どのように対策するかと言うと
「通帳(銀行口座)を2つ作り、個人用と事業用に分ける」
これが最も簡単で効率がいいです。
先ほど説明したクレジットカードを2つ作ることもこれと同じ理由ですね。
AとBの仕分けが面倒なら、入り口から分けてあげれば簡単です。
POINT!!
・通帳(銀行口座)を2つ作り、個人用と事業用に分ける
とりあえず領収書やレシートは全てとっておく
経費として処理する場合、領収書やレシートは必須です。
はじめのうちは領収書やレシートを貰うクセをつける為に、不要かなと思っても領収書やレシートを貰いましょう。
きっとすぐに財布がパンパンになるので、こまめにファイルなどの管理しやすいツールに保管して下さい。
青色申告の場合は、確定申告後7年間の領収書やレシートの保管が義務付けられています。
税務上の意義から、支払先や発行された日付、支払った金額の詳細が記載されていれば領収書ではなくレシートでもOKです。
POINT!!
・領収書やレシートは全てとっておく
会計ソフトの準備
フリーランスのお金の管理を効率化してくれるアイテムが「会計ソフト」です。
簿記の知識がある人であれば必要ないですが、知識のない人にとっては非常に有効だと思います。
「会計は必要な業務だが、直接的にお金を生む作業ではない」と何かの本で書いてありましたが、
まさにその通りで会計業務を効率化すれば、本業を行える時間が増え、結果的に収入が増えていきます。
フリーソフトもいくつかありますし、有料ソフトでもだいたい月1000〜2000円くらいで使えますので会計ソフトの使用は非常にオススメです。
ちなみに私が愛用しているソフトは「クラウド会計ソフトfreee」です。
クラウド型なのでパソコンとスマホで連動できたり、スマホでレシートの写真をとって登録すると
自動で文字を読み込んで仕分けしたりしてくれます。
結構オススメです。

POINT!!
・会計ソフトを使って会計業務を効率化
【まとめ:フリーランスになった後にやっておくべき3つのこと】
・通帳(銀行口座)を2つ作り、個人用と事業用に分ける
・領収書やレシートは全てとっておく
・会計ソフトを使って会計業務を効率化
・通帳(銀行口座)を2つ作り、個人用と事業用に分ける
・領収書やレシートは全てとっておく
・会計ソフトを使って会計業務を効率化
まとめ
今回は「フリーランスのお金にまつわるアレコレ」について記事を書きました。
フリーランスになる前となった後の、お金にまつわる6つのポイントが理解できたかと思います。
フリーランスは自分自身でお金の管理をしなければなりません。
はじめは中々難しいこともあるかも知れませんが、根気よく頑張ってみて下さい。
お金の管理キチンと行い、ガッチリ稼げるフリーランサーを目指しましょう。
それではまた。