フリーランスは強い精神力が必要【誘惑がいっぱいです】

走っている人

フリーランスとして独立する際に、大切な心構えの一つとして

「強い精神力を持つ事」が挙げられます。

この記事では「強い精神力」とは具体的にどういう事なのか?対策はどうすればいいのか?

ということについて説明をしていきます。


フリーランスは自由


「フリーランスって自由そうで羨ましい」

友人に言われることがあります。

確かにフリーランスは基本的に自由です。

多少クライアントに合わせることもありますが、自分がどうしても休みたい日、
仕事をやりたく無い時間は、誰からも文句を言われる事なく休むことが出来ます。

しかし、フリーランスは自由な反面、仕事とプライベートのメリハリをつけるのが
一般のサラリーマンよりも難しい傾向にあります。

自分で自分をコントロールしなければなりません。

叱ってくれる上司はいない

みなさんは上司に怒られた経験はあるでしょうか?

上司が部下を怒る理由は大体こんな感じです。

 ・遅刻
 ・居眠り
 ・休み過ぎ(サボり)
 ・納期遅延

誰だって怒られたくないですよね。

怒られたくないから、決められた時間にキチンと出勤し、
仕事をキチンとこなす、そんな側面もあるかと思います。

つまり、上司の叱る行為は部下にとっての「歯止め」となっているのです。


当たり前のことですが、フリーランスとして独立した場合

「あなたを叱ってくれる上司(歯止め)」はもういません。

ダメな自分は自分で叱るしか無いのです。


「やる気=仕事量=収入」の法則

「今日は仕事に行きたくない」

誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

このような場面に出くわした時、どんな状況になるのか見ていきましょう。

 <サラリーマンの場合>
  ・上司に怒られる可能性があるし、他の社員に迷惑が掛かるので、休みづらい
  ・1日会社を休んでも有給を使う事ができる為、収入に大きな変化は無い

  →休みづらいし、仮に休んだとしても経済的ダメージは少ない

 <フリーランスの場合>
  ・好きに休む事が出来る
  ・一日仕事を休んだ為、収入が減少する

  →休みやすく、休んだ場合の経済的ダメージが大きい


フリーランスの場合、やる気は仕事量に直結し、仕事量はそのまま収入に直結します。

やる気=仕事量=収入の法則です。


たくさんの誘惑


叱ってくれる上司がいないフリーランスは、たくさんの誘惑に勝たなければいけません。

睡眠不足は大敵

仕事中に眠気に襲われた場合、作業効率は減少します。

特にフリーランスの場合は、注意してくれる仲間が周りにいない為、眠気に抗うこと自体が困難です。

規則正しい生活を心がけ、特に睡眠時間の確保は大切にしましょう。

どうしても眠い時は時間を決めて、思い切って「仮眠」を取るのもありです。


環境は自分で整える

デスク周りの作業環境についてです。

基本的にデスク周りには「仕事に関係のない物」を置くのはやめましょう。
集中力の低下につながる恐れがあります。

また、スマホはクライアントの連絡時以外は基本的に触らないこと。
ユーチューブを見たり、ゲームをやってしまう場合があります。


誘惑に打ち勝とう


ここでは誘惑に打ち勝つ為の方法をいくつかご紹介します。

タイムテーブルを書き出す

1日のタイムテーブル(スケジュール)を作成しましょう。

人はやりたいことを紙に書き出した方が、心理的に長く続ける事が出来ます。
受験生がよく壁に貼る「アレ」はそういう効果です。

作成したら印刷して、デスク横の壁などに貼りましょう。
常に見える位置に貼るのがポイントです。


8:30〜10:00メールチェック、業務
10:00〜10:10小休憩
10:10〜12:00業務
12:00〜13:00昼休憩
13:00〜15:00業務
15:00〜15:10小休憩
15:10〜17:30業務
17:30〜17:40小休憩
17:40〜19:00業務
19:00〜19:30経理(必要に応じて)

とりあえず10分

どうしてもモチベーションが上がらず、休みたいと思ってしまう場面もあるかと思います。

そんな時は、「とりあえず10分だけ」と決めてデスクに座ってみて下さい。

「作業を続ける事」よりも「仕事に取り掛かる事」の方がハードルが高いので、

まずはデスクに座るキッカケを自分で生み出しましょう。


まとめ

フリーランスとは文字通り「自由」な職業です。
 
しかし自由だからこそ「やる、やらない」も自分次第。
 
やると決めた時にそれをやり抜く強い精神力がないと、仕事として続けて行くのは難しいです。
 
まずは1日のタイムテーブル(スケジュール)を作成し、それを守るように努めてみて下さい。
 
最初は窮屈でも、だんだんと身体に馴染んで、いつの間にか「習慣」になっているはずです。
 
それではまた。

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